ほしいも ワタシ的味わい方

日が暮れるのが早くなって,昼はそこそこ暖かかったのに夜の空気を冷たく感じたら、干しいもが恋しくなる季節の到来です。
「ちょっと小腹がすいたな」ぐらいが干しいもの食べ時でしょうか。
袋を開けて,ひとつつまんでみます。

その1
なんとなく,指先でつまむように取りますね。
ベタベタするから。
このベタベタの正体はさつまいもの糖分で,太陽の光と自然の風がゆっくり水分を飛ばすと糖分がまるで飴のように表面を覆うらしい。
もう少し乾燥が進むとその糖分が白くなるらしい。白いやつはあんまりベタベタしないですね。

その2
手にとった干しいもを眺めてみると、黄色っぽかったり,オレンジっぽかったり,茶色っぽかったり。どれもきれいな色とは言い難いいわゆる「くすみカラー」。
品種によって違いはあるけど,基本地味な色だな〜。

その3
口に入れる前に,ちょっと匂いもかいでみよう。
甘さというよりほんのり暖かさを感じるような。ひなたぼっこを思い出す。ああ,そうか,干しいもってひなたぼっこしてできたのか。
その4
口に運ぶ。
噛む。ふむ。この干しいもはこの柔らかさですか。昔の干しいもはもっと硬かったらしいね。
なんてことを考えながら咀嚼していると口の中の甘さが一気に加速するポイントが来る。
口から鼻に抜ける香りもさっきとは違って,濃い。
思わず笑顔。
ああ,おいしいな。あ,歯にくっついた〜
ん〜よしよし,どれ,もう一個。
その5(おまけ)
ついそのまま食べてしまうけど,もうひとつ、干しいもを堪能できる食べ方を本当は知っている。
軽く火で炙ったりトースターで温めるとやわらかくもっちりする。端っこが少しパチパチと焦げるのもまた良し。香りがふんわりと立ち昇り甘さも濃い感じ。 このひと手間をかけられるような余裕のある人間になりたい。なんてね。
